ゆく年くる年、さよなら2021年、こんにちは2022年

2019年末から2年間という長い期間、コロナという疫病によって世界中の人々が大変な思いを致しました。
されど、決して明けない夜はございません。必ずや旭日昇天の如く、皆様にとっての太陽が戻り、運気が訪れることでしょう。
いよいよ2022年(令和4年)は、一人一人の夜明けです。待ちに待った運気到来です。ぜひ共にこのチャンスをつかみましょう。

来年は寅年です。
寅は強くてとても優しい面を持つ動物です。特に相手を一瞬にして見定める能力を持つとも言われています。
寅の刻は午前3時〜4時です。この時間に郷に下った寅が山へ登る時間とも言われています。いわゆる目覚め、行動開始の時です。
寅年の目標は機敏に素早く動き、山頂でじっくりとして勇敢に戦い、そして安らぐ!
良き年をお迎え下さい。

私がこの1年特に気にかかった事!
女性皇族と教育、そして信仰 を書いて一年のご挨拶とさせて頂きます。

皇族秋篠宮文仁親王の御長女(現、小室眞子さん)の件です。
お二人がテレビで話されているのを見ておどろいたのは眞子さんが堂々と民間人以上の歯切れをもってお話されている姿でした。
私はお二人の結婚に対して何ら申し上げる事はありません。どうか、お幸せになられてください。

何年か前に亡くなった私の義母は上皇上皇后両陛下の御息女、元紀宮内親王、現黒田清子さん(現天皇陛下の実妹で伊勢神宮祭主)の二歳児から永年にわたり東宮御所に通い家庭教師を務めた一人でした。上皇御夫妻からの再三の依頼も断り続けましたが美智子上皇后さまからの一言で引き受けることになったそうです。
「この子はいずれ民間に嫁ぐ日が訪れるでしょう。その時にしっかり対応できる教育をお願いしたい」とのお言葉を賜り、心を決めたと申しておりました。
後に義母は新聞やテレビに特別な天皇家の家庭教師として取材を受けた時に同じ想いを語っております。
義母の教育理念は「教育は実践的な裏付けに支えられていなければならない」ということであり、幼少の紀宮内親王に包丁を握らせ、東宮御所で火を燃やし、焼き芋を食したりもしたようです。また、人とは、女性とは、伝統(信仰)とは、といった話をしばしば語ったといいます。

この度の眞子さんのテレビ会見での内容は正に女性皇族世界を超越した人間味ある実践的なものであったと私は思いつつ久しぶりに義母のことを思いだした一節でした。
眞子さんもおそらく実践教育者との交流、出会いがあったのでしょう。

人は、人間である以上、心と体(健康)を育み、伝統と祈りの魂を大事に、日々実践の活動の中、生きて行く者と考えます。

私は天皇家とは全く関係もゆかりもありませんが、神宮に奉仕する機会を得ていることに人生の不思議を感じています。
来年も引き続き神宮を通じ、良き祈りを日本に、世界に、届けたいと思っております。

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