今年も6月3日〜4日にかけて金沢へ行って参りました。
第1回 金劍宮(きんけんぐう)白山大蛇祭
<金劍宮について>
霊峰白山のご神体として知られる「白山比咩神社」のすぐ傍で白山市内のほぼ中心部、鶴来(つるぎ)地区に鎮座しています。紀元前95年、今から2100年以上も前に創建されたと伝わる歴史ある神社で、古くは劍宮(つるぎのみや)と呼ばれ、鶴来(つるぎ)という地名の由来となっているともいわれます。
古来、白山七社の1つに数えられ「白山第一王子」とも称されます。
源平合戦の折りには、木曽源義仲が倶利伽羅谷で平家の軍勢を打ち破ったが、これを金劍宮の神恩として、鞍置馬20頭と横江庄を寄進し、その後、源義経が本社に参拝一泊し、神楽を奉納している他、足利・富樫・前田等、歴代武門藩主の崇敬が篤かったと記録や口伝も豊富です。
一昨年、当会の3名の方々が境内で偶然大蛇と遭遇し、写真に収めた事をきっかけに、白山大蛇祭として正式参拝を行う事となりました。
第41回 白山比咩神社(しらやまひめじんじゃ) 正式参拝
<白山比咩神社について>
北陸鎮護の大社 白山本宮・加賀一ノ宮白山比咩神社は、全国三千余社の白山神社の総本宮であり、加賀の国の一ノ宮として篤い崇敬を受け、「白山さん」と呼ばれて親しまれています。
ご祭神は、 白山比咩大神(しらやまひめのおおかみ)(菊理媛尊(くくりひめのみこと))。
日本を代表する神の一柱でありながら、「日本書紀」にたった一行しか記されず謎に包まれています。
難しい問題や分裂したものを一つにまとめる霊神が宿るとされています。 菊理媛の「くくり」は「括る」にもつながり、現在は「和合の神」「縁結びの神」としても崇敬を受けています。
第26回 医王山寺(いおうぜんじ) 春大祭(煙の法典)
<医王山寺について>
昔は金沢市内にあった寺。 現在は金沢の名山の一つ医王山の入口にあり、白山で山岳修行を積まれた一人の僧が開祖。
その子孫は後に比叡山延暦寺の高僧となり現在に続きます。
主祭神として医王山大権現。本尊として阿弥陀如来。薬師如来、聖観世音菩薩、如意輪観世音菩薩、地蔵菩薩、不動明王、毘沙門天、大黒天、弁財天、宇賀神天、三宝荒神をあわせ祀る天台宗のお寺です。
医王山寺の護摩火を浴びると隠れついた厄を払うと云われています。